祭祀主宰者

私は,同性のパートナーと一緒に暮らしています。私は親族との関係が良好ではありませんので,私が死んだときには,パートナーに喪主をしてほしいと思っています。可能でしょうか?
遺言で祭祀主宰者(喪主もこれに含まれます)にパートナーを指定することで,可能です。
祭祀財産(家系図などの系譜,位牌・仏壇仏具・神棚などの祭具,お墓など)は,祭祀主宰者に承継されます。ただし,葬儀や供養,法事のみをパートナーにしてもらい,祭祀財産の所有権は親族に与えるということも可能です。
遺体・遺骨は,祭祀主宰者が管理すると考えられています。なので,あなたのパートナーの遺族が遺体・遺骨の引渡しを求めてきても,拒否することができます。
なお,香典は,祭祀主宰者や遺族に対する,死者や遺族に対する慰め,葬儀費用などの経済的負担の軽減を目的とする贈与です。一般的には,香典は葬儀費用に充てられ,余った場合には祭祀主宰者が以後の供養・法要などに用いることができます。